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高齢者の一人暮らしを見守る自治体の取り組みについて!

高齢者の 一人暮らしを見守る自治体

 

 

自治体による独居老人見守りサービスの事例

 

日之影町は10日、増加の一途をたどる独居高齢者の安全確保に向け、人の動きを感知する人感センサーを使った見守りシステムの導入を始めた。

 

玄関、居間、寝室の3カ所にセンサーを設置し、生活パターンを登録。

 

異変を検知すると24時間対応のコールセンターが親族や近隣住民らサポートメンバーに連絡を入れて駆け付ける仕組み。

 

町は「高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続ける環境をつくりたい」としている。
(全文は朝刊または携帯サイトで)

 

【写真】日之影町地域包括支援センター職員と言葉を交わす山室シゲ子さん(右)。写真中央上に取り付けられているのが人感センサー!

 

情報源 宮崎日日新聞 2023年10月11日より。

 

高齢者宅に人感センサー 宮崎県西臼杵郡日之影町の見守り新サービス 

自治体と連動した地元のネットワークによる見守りは、地域のボランティアがサポートします。

 

その結果、ご高齢者御本人は、民間企業の全くの他人によるサポートよりも地元の身近なサポーターのほうが信頼し易いところがメリットです。

 

ただし、緊急時の通知・駆けつけなどは、緊急事態を感知するセンサーやカメラなどのデバイスが、必要になってきます。

 

すると、自治体が独自にデバイスを開発するか?民間企業のデバイスメーカーとタイアップして、デバイスをご高齢者宅に設置できていることが前提条件となってきます。

 

民間のセンサー開発運用会社さんと、自治体がコラボ!

宮崎県の自治体である日之影町は、民間のセンサー開発運用会社さんと、コラボして、人感センサーをおひとり暮らしのご高齢者様宅に、設置しました。

 

さらに、異変を感知した際に、上記のセンサー開発運用会社さんのスタッフではなく、地域包括支援センターの職員や近隣住民のサポートメンバーが駆けつけるシステムとして運用しています。

 

ご高齢者様にとって、 地元の地域包括支援センターの職員や近隣住民のボランティアがサポートするので、全くの他人である企業のスタッフよりも信頼し易いところがメリットとなる点は、上記の通りです。。

 

おひとり暮らしのご高齢者様にとって、サポートメンバーとの交流を通じて地域社会とかかわりをもつことは、孤独感から、開放され、生活の質を向上させるきっかけにもなります。

 

一人暮らしのご高齢者さんの見守りに関する問題

一人暮らしのご高齢者は、さまざまな問題やリスクに直面しています。これらの問題を解決するためには、地域包括支援センターなどの組織との連携が重要です。

 

地域の実情に即した、医療サービスや、介護サービス、民間の見守りサービスとのネットワークが、見守りに当たって、不可欠になるからです。

 

また、ご高齢者さんは、「年寄扱いしてほしくない!」といったプライドがあります。
したがって、見守りに関する問題を解決するには、デリケートな対応が必要です。

 

おひとり暮らしの、ご高齢者のコミュニケーション不足

 

 

お弁当の配達などの毎日の定期的な訪問によって、高齢者とのコミュニケーションを維持し、安否確認も行えます。

 

遠方に住む、ご高齢者様のご家族とは、電話やビデオ通話を通じて、会話を行い安心感を得ます。

 

 

 

さらに、お体の具合に、支障のある方は、医療の専門家とのコミュニケーションも重要です。

 

おひとりで、医療機関に通院できないときは、専門の看護師や薬剤師が定期的に高齢者の自宅を訪問し、バイタルチェックや服薬指導などののサポートを行えます。

 

医療的には、訪問診療による定期的なバイタルチェックを血圧管理などの視点から、医師・看護師を通じて、行うことも可能です。

 

 

一人暮らしのご高齢者さんの緊急時の対応

一人で暮らす高齢者と高齢者宅で写る長女
安否確認は、緊急時と重なって確認してくれれば安心できるかもしれませんが、そんな保障はありません!

 

実際に脳梗塞などの、循環器系疾患の急変対応は、発症後、1時間以内に病院に搬送できれば、大事に至らないケースがほとんど!!

 

したがって、過去に脳梗塞の既往歴があったり、循環器系の疾患の既往歴があるご高齢者さんは、再発の可能性を考慮しなければなりません。

 

 

このような観点からは、異変を検知して、離れて暮らす親類の家族や地域の包括支援センターにすぐに連絡できる環境は、最低限装備してあげることが望ましいです。

 

救急搬送すべき急変事象かどうか?は、上記の親類や、掛かりつけ医を把握している地域包括支援センターから、高齢者のかかりつけの医師や看護師に連絡がいき、医療従事者による適切な判断が可能となるからです。

 

高齢者みずから、駆け付けサービスを呼ぶことは、稀です。

 

費用を気にすることもありますし、急変時にそのような対応ができないこともありえます。まさにデリケートな対応が求まられます。

 

一人暮らしのご高齢者さんの孤立や孤独感

 

一人暮らしの高齢者は、周囲の人との交流が少なくなることから孤立感や孤独感を抱えることがあります。
地域包括支援センターやボランティア団体などとの連携により、高齢者同士の交流や地域コミュニティの創設を支援します。

 

地域包括支援センターを通じて「同世代で集まるコミュニティー」を支援・設置して、独居のご高齢者さんが、そのメンバーとして、コミュニティーに自由に参加できる環境を創設することで高齢者さんは、充実した生活を過ごすことができるでしょう!

 

 

地元の「同世代で集まるコミュニティー」ならさらなる相乗効果が期待できる?

 

このようなコミュニティーに参加することで

  1. 年寄り扱いされることがない!
  2. 心身の痛みやつらさをシェアできる!
  3. 集う機会を日常に組み込むことで規則正しい生活につながる!
  4. 身だしなみや清潔感に気を配るようになる!

 

など多岐にわたり、メリットを生じるからです。

 

 

以上、「長生きしたけりゃ居場所が9割」 川口雅裕氏の著書を参考

 

 

高齢者の見守りサービス 自治体および民間会社による見守り機器設置と駆けつけサービス

自治体および民間会社による見守り機器設置と駆けつけサービス全体図

要介護2以上になると 高齢者が一人で生活することは困難なので家族と同居か?施設へ入所するのが通常です。
ご家族と同居している場合でも、昼の間に、ご高齢者さんが、おひとりで過ごされる場合は、見守りセンサーやカメラが有効です。
ここでは、高齢者が一人で過ごす独居か、ないしは夫婦で過ごしているケースで、要支援1から要介護1の状況での各種見守りサービスでできることを表組みにしました。
ご家族と離れて、暮らすご高齢者こそ、見守りのサービスの必要性が、高いといえるからです。

 

一人暮らしのご高齢者さんの見守りに関する問題を以下のサービスジャンル表で比較することで、状況に応じた見守りサービスを選ぶことができます。

 

サービスジャンル内での具体的民間サービス一覧は、こちら!

見守りサービスのジャンル 要支援1 要支援2 要介護1
訪問・宅配型見守りサービス (スタッフが訪問し10分程度の会話を通じて、動作をやりにくい状況をヒアリングし改善に向けた報告可) (継続的なコミュニケーションが可能で、生活状況を把握しやすい!誰とも話しをしないことによる認知症の進行を阻止できる。) (定期的な訪問で生活全般のサポートまでは困難)
公的介護サービスによる見守り (ヘルパーによる訪問介護により、料理や掃除の支援を行うなど、困難を伴う一定の動作の介護が可!) (ヘルパーがお買い物や家の掃お度除など生活支援や健康状態を見守)ることが可能 (介護のプロが必要に応じて見守り!昼食後の服薬のチェックなら訪問時間を午後一に設定してチェック可能)
電話型見守りサービス (電話による定期的な架電による見守りを通じて、記憶を整理するなど認知症の進行を防ぐ上で有効) (電話でのコミュニケーションが可能!1日誰とも話さないことによるストレスを開放!) (定期的な電話で安否確認!ただし急迫性のある緊急対応は厳しい!)
センサー型見守りサービス (人感センサーや電気センサーによる検知、電気、ガスなどのつけ忘れなどに、有効) (センサーで閉じこもりなどの生活の変化を検知しやすい) (異常が検知された場合、迅速に対応可能なサービスもある。ホームセキュリティー会社のセンサーには、駆けつけサービスもオプションでつけることができる。)
通報型見守りサービス (自ら通報して駆け付けサービスを利用することができるので、出かけた先で迷子になる等に対して有効) (めまい、立ちくらみなど、急性期の症状の緊急時に自分で通報可能!) (緊急時に速やかな対応が可能だが、見守られるべき高齢者が自ら通報出来ないときは、対応ができない!)
カメラ型見守りサービス (カメラによる監視を通じて、お金のしまい忘れなど、どこにお金を置いて忘れたか?をカメラの動画に保存!持って、認知症の初期症状に対応が可能) (リアルタイムで生活の様子を確認可能) (異常があれば、その状況を検知でき、かつ管理者に通知できるものもあるので、カメラの性能によっては、介護1状態の方でも見守りが可能)
アプリ型見守りサービス (スマホ用アプリによる会話や緊急検知、万歩計など、認知症の初期症状から、バイタルの安定化に有効性あり) (アプリを実装したスマホにより、緊急時にも電話をかけることなくコミュニケーションをちることが可能) (管理者に対して、位置情報や緊急時の通知機能が有効!ただし高齢者がスマホを所持するのと、基礎的な操作ができることが前。)
ホームセキュリティ会社の見守りサービス (総合セキュリティーによる見守りを通じて、防犯対策から緊急時の駆けつけ等、見守り対策まで幅広く対応可能) (セキュリティーが高く、防犯と見守りを両立) (セキュリティー面でも安心だが、費用的に高価になるケースもある。)
地域の民生委員やボランティアによる見守り (自治体と連動した地元のネットワークによる見守り) (地域のボランティアがサポートするので、ご高齢者御本人は、全くの他人よりも信頼し易いところがメリット!) (地域との連携で継続的な見守りが可能!ただし緊急時の通知などは、自治体が、民間の見守りセンサーやカメラなどのサービスと提携している場合に限られる。)

介護度と本人の状態・受けられる公的介護サービス

介護認定を受けることで、ヘルパーなどの公的介護制度を保険適用の下に、受けることができます。通常は、1割負担です!
ここでは、介護認定を受けられた方が、どの位の介護要請の必要があるのか?を表にまとめてみました。
大きく分けると、介護予防の段階と介護の段階とに分かれ、前者には、要支援1・2があり、後者には、要介護1・2があります。

 

地域の地域包括支援センターを通じて、ケアマネにより介護認定のための訪問を受けると、支援1以上の認定を受けられる可能性が高いです。
支援1以上の認定を受けられれば、ヘルパーさんの介護を自宅で受けることが可能です。

 

また、すべての民間サービスに適用はありませんが、介護保険で、民間の見守りサービスの費用を保険適用の下に、受けることも可能になります。

 

全国の地域包括センターの連絡先はこちらで見れます!

 

要介護度 要介護認定の目安 状態の目安となる具体例 本人の状態 受けられる介護サービス 分類
自立 支援が必要ない状態。 日常生活を一人で支障なく送ることができる 基本的に一人で生活できる 介護予防サービス -
要支援1 基本的に一人で生活ができるが家事などの支援が必要。適切なサポートがあれば、要介護状態になることを防ぐことができる。 日常生活は基本的に自分だけで行うことができるが、掃除や身の回りのことの一部において、見守りや手助けが必要。 部分的に介助を必要とする 介護予防サービス 要支援1〜2
要支援2 基本的に一人で生活ができるが、要支援1と比べ、支援を必要とする範囲が広い。適切なサポートがあれば、要介護状態になることを防ぐことができる。 立ち上がりや歩行などでふらつく、入浴で背中が洗えない、身だしなみを自分だけでは整えられないなど支援を必要とする場面が多い。 部分的に介助を必要とする 介護予防サービス 要支援1〜2
要介護1 基本的に日常生活は自分で送れるものの、要支援2よりも身体能力や思考力の低下がみられ、日常的に介助を必要とする。 排泄や入浴時に見守りや介助が必要。 ・基本的に一人で生活できる ・部分的に介助を必要とする 介護サービス 要介護1〜5

 

民間会社による高齢者の見守りサービスのジャンル

 

民間会社による高齢者の見守りサービスのジャンルを掲げて置きます。上記の介護度に応じた民間の見守りサービスや自治体の見守りサービスの比較表の民間部門です。

業者さん名とサービス名で見た全体表見守りサービスの全体表

サービス タイプ 費用目安
ヤマト運輸 クロネコ見守りサービス センサー(電球) 1,078円/月
ワタミの宅食 訪問・宅配 3,300円/月
つながりプラス 電話 5,400円〜/月
生協のお弁当宅配 訪問・宅配 530〜700円
郵便局の見守りサービス 訪問・宅配 2,500円/月
東京海上日動ベターライフサービス 介護 10万円〜/月
見まもっTELプラス 電話 1,650円/月
らいふコール 電話 200円〜
みまもりほっとライン センサー 3,300円/月
スリーSみまもりサービス センサー 2,750円/月
ひとり暮らしのおまもり センサー 770円/月
いまイルモ センサー 9,000円〜/月
みるモニ センサー 2,600円/月
VIDEOツーホー 通報 980円/月
自治体の緊急通報システム 通報 -
みてるちゃん カメラ 4,999円〜
パナソニック スマ@ホームシステム カメラ 14,140円〜
みまもりLite アプリ -
ラクホン アプリ -
peaceful line アプリ -
SECOM ホームセキュリティ 3,300円〜/月
ALSOK ホームセキュリティ 3,740円〜/月